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■信州そば■
長野県の郷土料理といえば?
と訊けば多くの人が「そば」
と答えるでしょう。
長野の「そば」は県内の
どこへ行っても美味しい
お店があって、またその
バリエーションにも富んで、
薬味に関しても安曇野でとれる
新鮮なわさびを使ったりしているからなんだと思います。
そばを急に食べたくなった為に、わざわざ何時間も
かけて、そばだけを食べに県外から訪れる人たちも
いるぐらいですから、そばといえば長野県と定着して
るんですね。
そばというのは夏と秋、2回収穫することができるの
ですけれど、特に美味いといわれるのが秋そばです。
10月の中旬から下旬にかけて収穫が行われ、
11月から各お店で食べることができるので、そばに
こだわりのある方は
晩秋の新そばを食べることをすすめます。
■野沢菜漬け■
これも郷土料理として
有名ですよね。
地元では「おは漬け」
と呼ばれていて、お年寄りが
いるうちでは、お茶の時間に
必ずといって良いほど、お茶と
共に付いてくるのがこれです。
そもそも野沢菜というのは、
大阪の天王寺蕪(かぶ)を野沢の名刹健命寺の
八代目住職、晃天瑞大和尚が長野へ持ち帰って
植えて育てたところ、気候が寒いために起こった
突然変異だといいます。
10月下旬から収穫され、12月中旬以降が食べごろです。
■おやき■
おやきは北信、中信を
中心にして良く食べられている
のですが、郷土料理としては
どうも今ひとつメジャーに
なりきれてないようです。
地元では普通にスーパーなどで
売られており、また僕の実家でも
祖母がたまにおやきを作っていて
くれたので凄く馴染み深く、むしろ長野の郷土料理だと
知らなかったぐらいなのですが、他県の友人達がおやき
の事を全く知らない事を知ったときは
強烈なカルチャーショックを受けました。
おやきというのは小麦粉を水で練って作った生地を、
なす、野沢菜、切り干し大根といった野菜を包み込み、
焼いたり蒸したりする食べ物です。
分かり易く言えば、肉まんとか、温泉まんじゅうみたいな
もので、長野では米が採れず小麦を常食としてきた山間
で、主食やおやつとして食べられてきました。
またおやきは地域や家庭によって作り方が異なっていて、
生地に包まれる具はもちろんですが、それが蒸されたり、
焼かれたりと大分変わってきます。
焼き方だけでも石焼き、ほうろく焼き、
または大胆に灰の中で蒸し焼きにする
灰焼きという物もあります。
■五平餅■
五平餅というのは木曽地方や
伊那地方で食べられている
郷土料理で、北信に住む僕が
初めて食べたのは高校生の
時で、友人達と木曽路へ旅行に
行ったのがきっかけです。
五平餅はおやき同様、これも様々
なバリエーションがあり、わらじ型・小幣型・幣束型・
団子型・平団子型などがあります。
基本的な作り方は、炊き立ての普通のお米をすり鉢で潰
し、それを握って小さく分け、ヒノキなどの割り木にさし
両面を焼きます。醤油、味噌、くるみ、砂糖などでタレを
作り、タレを餅につけ乾くまで焙ります。
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